2009/08/24

新婚旅行のお土産

今年の五月に結婚した私の元ルームメイトから、新婚旅行のお土産が届いた。
旅行先はモロッコだという。なんでも二人の希望する旅行先で唯一重なった場所だそうだ。
このお土産は現地から送るつもりだったが、滞在拠点から郵便局までが遠く、しかも気温が50℃という状況下のため断念したという。結局帰国後に送ってくれたのである。
小包の中には、モロッコのポストカード、モロッコのスーパーで市販されている日付スタンプ、モロッコの新聞と、高木正勝というアーティストのCDが同封されていた。
その中でも新聞に印刷されている、アラビア文字のフォントの美しさが目立っていた。
アラビア文字が右から左へと読んでいくものであることは、宮崎駿の映画「紅の豚」の冒頭で初めて知り、同じ内容の文章を書くのに、アラビア文字が一番多くの文字を使っていたのも印象的であった。
その新聞をよく見てみると、数字の部分だけは左から読むようになっていることがわかる。一体どういう目の動きをして読むのであろうか。
しかしモロッコ人からすれば、日本語のように縦書きも横書きも表現できる言語の方が、余程不思議なものに見えるのであろう。