2013/10/24

岡潔

人生というものは、本当に善く生きようとする者にとってはまことに生きにくいものだと思う。

2013/10/19

ロラン・バルト

強烈な感銘を受けたもの。かつて、決して消えることのない感銘を受けたもの。それはマルクスの次のような考え方であった。「歴史の中では悲劇がときどき再来するが、ただしそれは笑劇としてである。」という考え方だ。

2013/10/14

岡潔

現代は、詩が欠けているんです。

線香と松茸香る仏間かな

2013/10/13

岡潔

私の父は「日本人が桜が好きなのは、散りぎわが潔いからだ」と教えてくれた。

赤子抱き泣かれる胸に赤い羽根

2013/10/03

村上春樹

「社会的なもの」と「個人的なもの」というのを、あまり意識的に分けていかないほうがいいような気がします。そのふたつは、ある場合にはきわめて相似的なものになりうるのだと、僕は感じています。
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