2013/05/20

フランツ・カフカ

平均化はただしい、おそらくは。だが、ゆきすぎた客観化は、あらゆる生の可能性を断ってしまう。
_____『断片』より

2013/05/18

「先輩社員が当社を選んだ理由」

建築というものは自動車とは違って動くことが出来ません。コンピュータ産業がどんなに進展しようとも、建築は一度建てられると、その「場所」に何年、何十年と存在し続けます。
また、建築が建てられる「場所」とは、決してどこでも同じものではありません。
仮に全く同じ設計図で二つの建築が建てられたとしても、その建築が建つ「場所」が変われば、二つは全く異なったものになります。
学生時代の私は、気候風土こそが、その違いを生み出すものだと考えていました。そして地元の気候風土を肌に感じながら建築をつくる為、私は当社へ入社しました。
皆さんが「建築をつくる」職業を望む上で確かな事があります。それは建築が「場所」に建って動かない以上、皆さんが動かずにいれば、決して理想の建築や会社には出会えないという事です。
ですから、インターネットや、会社案内に書かれている形式的な文章を眺めるだけではなく、是非一度、自分の足で当社を訪問して下さい。
そしてそこで働く社員と、その社員がつくりあげている建設現場を、自分の目で確かめて下さい。
皆さんがうわべの知識ではなく、自分自身の足と目で得た情報によって、就職先を判断する事を願っています。
(会社案内用に作成した文章)