2015/10/06

清水先生へのメール


清水先生

早速のお返事ありがとうございます。
建築工学科は設立して50年経つんですね。畑先生から昔何となく設立の頃の話を聞いた覚えがあります。

記念行事そのものには特別な感情はありませんが、建築工学科という存在にはちょっと思うことがあります。
個人的な見解ですが、文系学部廃止などの流れを考えていきますと、建築工学科はある意味文系の空気を孕んだ理系学科として、隠れキリシタンの受け皿のような存在になっていくんじゃないでしょうか。
現代は善悪の判断が一瞬で反転し、右と左、あるいは前と後ろのどちらに向かえばいいのか分からないことが、これから更に増えると思います。
そんな時に、土地とモノと人について、時にフィジカルに、時にメタフィジカルに接し考えることの出来る建築工学科という存在は、とても重要になってくるのではないでしょうか。
少なくとも私にはそうでした。そしてそういう感覚を共有できる仲間ともそこで出会えました。

私の年代と後輩達とはSNS等で広く(浅く?)繋がっていますので、ヤフーメールのアドレスリストに載っていない人とも連絡出来ると思います。
記念行事に関して何か手伝えることがありましたら連絡下さい。

次回のさくら関係のイベントか、畑先生の別荘でお会いしたいです。
それでは、失礼します。