2013/08/22

岡潔

寺田寅彦先生が言うように、ある文章で一字二字を置き換えるというごく些細なものであっても、それが本当に創造であれば、全身に喜びを感じるのである。

2013/07/30

岡潔

一日一日を心から生きるのは創造です。創造とは何も学術上の発見発明や、芸術上の創作ばかりではありません。

2013/07/13

岡潔

西洋文明がリードし、生存競争なしには食べていけないというやり方では、組織が人を押し殺し、機械が人を押し殺す。この道を行けば、やっぱり人類はだめです。

2013/07/02

岡潔

教育は、生まれた子を、天分がそこなわれないように育て上げるのが限度であってそれ以上によくすることはできない。これに反して、悪くする方ならいくらでもできる。だから教育は恐ろしいのである。

2013/05/20

フランツ・カフカ

平均化はただしい、おそらくは。だが、ゆきすぎた客観化は、あらゆる生の可能性を断ってしまう。
_____『断片』より

2013/05/18

「先輩社員が当社を選んだ理由」

建築というものは自動車とは違って動くことが出来ません。コンピュータ産業がどんなに進展しようとも、建築は一度建てられると、その「場所」に何年、何十年と存在し続けます。
また、建築が建てられる「場所」とは、決してどこでも同じものではありません。
仮に全く同じ設計図で二つの建築が建てられたとしても、その建築が建つ「場所」が変われば、二つは全く異なったものになります。
学生時代の私は、気候風土こそが、その違いを生み出すものだと考えていました。そして地元の気候風土を肌に感じながら建築をつくる為、私は当社へ入社しました。
皆さんが「建築をつくる」職業を望む上で確かな事があります。それは建築が「場所」に建って動かない以上、皆さんが動かずにいれば、決して理想の建築や会社には出会えないという事です。
ですから、インターネットや、会社案内に書かれている形式的な文章を眺めるだけではなく、是非一度、自分の足で当社を訪問して下さい。
そしてそこで働く社員と、その社員がつくりあげている建設現場を、自分の目で確かめて下さい。
皆さんがうわべの知識ではなく、自分自身の足と目で得た情報によって、就職先を判断する事を願っています。
(会社案内用に作成した文章)

2013/03/19

村上春樹

世界には涙を流すことのできない哀しみというのが存在するのだ。
それは誰に向っても説明することができないし、たとえ説明できたとしても、誰にも理解してもらうことのできない種類のものなのだ。その哀しみはどのような形に変えることもできず、風のない夜の雪のようにただ静かに心に積もっていくだけのものなのだ。
_____「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」より